HSPMayaのメモリー日記

HSPのMayaが日々を綴る

4歳の頃・・・

その頃の他の想い出といえば

たしか4歳頃まで住んでいた家は貸家だったが

家主さんが裕福な歯医者さんで

父の絵を気に入ってくれていたこともあって

手頃な家賃で、小さいが庭もついた一軒家を貸してくれていたらしい

 

ある日、父がどこからか犬をもらってきてくれた

真っ白なボクサーだった。

 

名前は私が「ニコ」と名付けた

「ニコ」は 大好きな子供番組の中で歌われる

「ニコ、ニコ、ニコちゃん いつも元気~♪お返事 ハイ!元気にハイ!」

という歌が好きだったからだ・・・

ボクサー犬の「ニコ」はとてもバカだった

自分のエサの容器にウンチをしてしまったり

散歩の途中で逃げ出しても 家に帰ってくる道が分からなくなり

迷子になって、探しにいくと交番につながれているような犬だった。

そのおバカな感じも可愛くて、私はニコが大好きだった。

 

でも、父親が急性腹膜炎をおこし入院

23日、母が家を空けた時、家主さんに世話を頼んであったが

なぜだか 死んでしまったという

幼い私は「死ぬ」という事がよく分からなかった。

とにかく まったく動かなくなった「ニコ」に

大きな声で話しかけ続けていたのだけは鮮明に覚えている。