HSPMayaのメモリー日記

HSPのMayaが日々を綴る

親友の母の死

9月29日に親友の母が亡くなった 

今年の2月に胆管癌と診断され

闘病生活を送っていた

胆管癌は、自覚症状が無いため

黄疸が出るまで周りも気づかなかったようで

寝耳に水というか

私の親友はただただショックだったようだ

私の母はもともと慢性腎炎で

私が高校2年のときに透析になり

その後ずっと透析患者だったため

私は母を頼りにしたことはない

むしろ、どうすれば母を幸せにできるか

どうやったら少しでも長生きさせることができるか

と考えてきたが

親友はむしろ、母親が支えであり心のよりどころだったのだ

そしてまた、その母も強く信念のある女性だった。

発見の時にすでにステージ4

何度か抗がん剤治療へのチャレンジを試みたようだが

身体に埋め込まれたステントが癌細胞で詰まり

その詰まりを取る手術をしている間に

どんどん癌細胞が広がっていったようだ

ずっと本人には余命が残り少ないことを伏せていたが

ついに大学病院ではこれ以上の手は打てないということで

実家近くのホスピスに移すと聴き

8月の終わりに、お見舞いに行った

ずっと腹水がたまって

動けない状態だったのだが

私が行ったこの日だけは、なぜかとても

元気で、色んな話をすることができた。

帰りに2人になった時

・・・大丈夫だから心配しないでね

私が居るから・・・と言った。

 

私も親友もシングルマザーである。

歳を取ったら一緒に暮らしてもいいね

なんて、言ったりしている

だから、お母さん

これからも、ずっと私が彼女を支えるから安心して・・・と言いたかった

そして親友の母は、結局ホスピスに移されることなく

実家近くの病院で息をひきとった。

 

私の母の命日が9月30日

1日違いである。

 

お通夜に行くと

高校時代の同級生が何人か来ていた

前日に母親の葬式を終えた

同級生もいた。

 

 

母親を亡くすというのは

心の中の芯みたいなものが抜けていくような

からっぽになるような・・・

母が亡くなった時のあの気持ちが蘇る

 

秋が深まりだした

シーンと寂しい夜である。